仕訳 会計・経理

【よくわかる仕訳】商品を仕入れたときの記帳方法

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【仕入の支払い】仕訳の概要と例

商品の仕入れをしたときや、消耗品の購入、食事代を支払った時の仕訳を確認していきましょう。

仕訳のタイミング

経費の計上は「費用が発生したとき(発生主義)」、もしくは「現金を支払った時(現金主義)」の2つのパターンが考えられますが、会計上は基本的に前者の発生主義によって仕訳をすることとなります。

ただし一定の要件を満たし、かつ申請を行うことで現金主義による会計処理も認められています。
現金主義会計について詳しくはコチラ

税込経理方式と税抜経理方式

費用の支払いには、商品の代金やサービスを受けた代金の他に消費税を一緒に支払うこととなります。
その支払った消費税と本体価格をまとめて計上する「税込経理方式」本体価格と支払った消費税を分けて計上する「税抜経理方式」2つの記帳方法があります。

仕訳の具体例

例題

〇年5月30日に5月分の商品仕入代金3,300,000(税込)の請求書が得意先である××商事から届いた、代金は翌月の20日に振込をする。

この取引の仕訳を「実現主義」「現金主義」「税込経理」「税抜経理」4つのパターンで考えていきましょう。

発生主義での方法

発生主義は「費用が発生したとき」に認識をしますので。
取引先より請求された時点の5月30日に仕訳をします。

日付借方金額貸方金額摘要
5/30仕入3,300,000買掛金3,300,000××商事 5月分

現金主義での方法

現金主義では「実際の現金の動き」で費用の認識をしますので。
仕入代金を支払った6月20日に仕訳をします。

日付借方金額貸方金額摘要
6/20仕入3,300,000普通預金3,300,000××商事 5月分

税込経理方式での方法

「税込」での記帳方法なので、消費税を含めた金額で仕入を計上します。

日付借方金額貸方金額摘要
5/30仕入3,300,000買掛金3,300,000××商事 5月分

 税抜経理方式での方法

「税抜」での記帳方法なので、消費税と本体価格を分けて計上します。
消費税分は「仮払消費税」という勘定科目を用います。

日付借方金額貸方金額摘要
5/30仕入3,000,000買掛金3,300,000××商事 5月分
仮払消費税300,000

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