税金や社会保険、毎年の年末調整等、煩雑な処理が付きまとう給料計算事務
なるべくお金も時間もかけたくない小規模事業者や中小企業者におすすめの給料計算ソフトをご紹介いたします。
ソフトをうまく活用してバックオフィスの費用と時間を削減しましょう。
おすすめ給料計算ソフト6選
各有償サービスの利用料金の一番低いプランをご紹介しています。詳しくは提供元のサイトをご覧ください
サービス名称 | プラン名称 | 料金 | 利用可能従業員数 | 備考 | 公式サイト |
マネーフォワードクラウド | スモールビジネス | 月)3,980円 年)35,760円 | 5名まで +1名ごと300円 | 1か月無料お試し有 | コチラ |
やよいの給料明細オンライン | プラン10 | 月)450円 年)4,500円 | 10名まで +1名ごと200円 | 2か月無料お試し有 | コチラ |
人事労務freee | ミニマムプラン | 月)1,980円 年)23,760円 | 3名まで +1名ごと300円 | 1か月無料お試し | コチラ |
JDLIBEXnet | JDLIBEX給与net2 | 月)1,480円 | 最大300人 | お試し無し | コチラ |
ジョブカン給与計算 | 有料プラン | 月)400円×ユーザー数 | 無制限(人数課金制) | 無料プラン有 | コチラ |
フリーウェイ給与計算 | 有料プラン | 月)1,980円 | 無制限 | 無料プラン有 | コチラ |
マネーフォワードクラウド
株式会社マネーフォワードが提供しているマネーフォワードクラウドの特徴をかんたんに解説していきます。
特徴
マネーフォワードは、給料計算のみのソフトは配信していません。
請求業務や会計業務、給料計算業務などのバックオフィス全般のシステムを一括して「マネーフォワードクラウド」としてサービス提供しています。
料金
一番利用料金の低いスモールビジネスプランで基本料金月額3,980円、年額で契約すると35,760円となるので実質月額2,980円で利用することが出来ます。
上記の基本料金では、最大5人までの従業員の登録が可能で以降1名追加するごとに300円の追加料金が発生します。
また、個人事業主の方には別途の料金プランが設けられており月額1,280円、年額プランだと11,760円となるため実質月額980円で利用することが出来ます。
メリット
実質月額2,980円で給料計算、請求業務、会計業務と一通りのバックオフィスがこのソフト1つで完結できる。
個人事業主は、実質月額980円から利用可能でコストパフォーマンスが高い。
デメリット
給料計算業務だけ、請求業務だけといった個別の利用をすることが出来ないため、必要のない機能も一緒についてくることとなる。
こんな人におすすめ
スタートアップ企業や小規模事業者、個人事業主におすすめしたい給料計算ソフト。
設立・開業したばかりでバックオフィスの制度が整っていない事業者には、すべての機能が一通り使えるようになるマネーフォワードクラウドで煩雑な事務作業を効率化できます。
逆に請求書の発行は違う業者をすでに使っていて不満はない、会計はすべて会計事務所に頼んでいるといった事業所の場合、使わない機能がセットなため無駄になってしまうかもしれません。
今なら1か月無料で利用可能ですので一度登録してその使用感を体験してみてはいかがでしょうか?
やよいの給与計算オンライン
会計ソフトの老舗、弥生株式会社が提供しているやよいの給与計算オンラインの特徴をかんたんに解説していきます。
特徴
煩雑になりがちな給料計算を無駄な機能を排除してシンプルにわかりやすく毎月の給料明細書を作成することが出来るソフトです。
一番利用料金の低いプランでも電話サポートに対応しており安心して使うことが出来ます。
料金
一番利用料金の低い「プラン10」での料金が月額450円、年額の契約で4,500円で利用することが可能なので実質月額375円で利用することが可能です。
「プラン10」では10名まで従業員の登録が可能で、以降1名追加するごとに200円の追加料金が発生します。
メリット
給料明細書を作ること以外の無駄な機能が無いため、わかりやすく簡単に使うことが出来る。
月額利用料が安いため経営に負担が少ない。
デメリット
算定基礎等の社会保険業務、年末調整、マイナンバー管理には対応していないため労務管理全般を担うことは出来ない。
こんな人におすすめ
とりあえず従業員の給料計算、賞与計算ができた明細書が出力できれば問題ないという小規模事業者、個人事業主におすすめ。
年末調整や社会保険関係は、専門家にお願いしており給料明細書の発行だけ自社で行っているような場合にも簡単に低利用料で使用できるためおすすめできる。
反対に、自社で労務はすべてを管理したい、もしくはしている事業所に関してはおすすめ度は低い。
その場合は、同じく弥生株式会社が提供している「やよいの給与計算」をおすすめします。
今ならなんと2か月無料で利用することができます。登録して使ってみてください。
人事労務freee
クラウド会計ソフトで高い知名度を誇るfreee株式会社が提供している「人事労務freee」の特徴をかんたんに解説していきます。
特徴
給料計算、算定基礎などの社会保険関係業務、年末調整業務に対応しており、労務に関する最低限の基本的なものは人事労務freeeのミニマムプランでカバーできる。
料金
1番利用料金の低い「ミニマムプラン」の利用で年額23,760円、月額にすると1,980円で利用する事ができる。
基本料金で登録可能なのは3名までで、以降1人当たり300円の追加料金が発生する。
freeeでは基本年額支払いとなっている為、他の給料計算ソフトでよくみられる月額を年払いにすることでの割引等は無い。
メリット
給料計算、社会保険業務、年末調整と労務の最低限必要な機能が一番安いプランで全てカバーできる。
無駄な機能がついてきたり機能が少なすぎたりすることなくちょうど良い。
デメリット
基本料金では従業員3人までしか登録することができず、基本料金では代表を除くと実質従業員2人までの給与計算しか行うことができない。
こんな人におすすめ
従業員数が1~10人以下程度の事業所で、給料計算のほかに算定基礎、年末調整など最低限の労務を自社で完結させたい方にお勧め。
また、会計等は専門家に一任している、請求は専門の機器を導入しているなど、業務によってシステムを別にしている場合にもおすすめできます。
こちらも1か月無料で利用可能です。
JDLIBEX給与net2
会計事務所御用達の会計ソフトメーカーが提供する「JDLIBEX給与net2」の特徴をかんたんに解説していきます。
特徴
月額1,480円で最大300人の従業員の登録が可能で低価格ながら中規模の事業者の給料計算にも対応が可能。
年末調整、社会保険業務を行うには別途有償オプションが必要になります。
料金
月額1,480円、年額にすると17,760円で利用可能。
年末調整システムを導入するには別途年額8,400円、社会保険システムの導入には別途年額4,200円の利用料金がかかります。
メリット
月額1,480円で最大300人の従業員の登録が可能な点で給料計算だけであれば圧倒的にコストパフォーマンスが高いソフトです。
デメリット
年末調整、社会保険、マイナンバー管理等のシステムは有償オプションとなっておりすべて導入するとそれなりの利用料金が取られます。
こんな人におすすめ
年末調整や社会保険業務等は、専門家に一任しており、給料計算のみ自社で行っている小~中規模事業者の方にお勧めのソフトです。
また、顧問の会計事務所がJDL製品を使用している場合、互換性等の観点からおすすめ度は高まります。
ジョブカン給与計算
最近コマーシャルを見かけるようになった株式会社Donutsが提供している「ジョブカン給与計算」の特徴をかんたんに解説していきます。
特徴
従業員1人ごとに利用料金が発生する仕組みの給料計算ソフト。
年末調整や社会保険業務など給料計算業務に付随する機能は一通り完備されている。
一部機能が制限されるものの無償のプランが完備されているのも大きな特徴です。
料金
登録従業員1人につき400円の利用料が発生する。
月額最低利用料が2,000円と注意書きされているので実質6人以降は、1名につき400円の追加料金が発生します。
メリット
月額2,000円で従業員5人分の給与計算、年末調整、社会保険など一通りの業務を行うことが可能で利用料金は比較的コストパフォーマンスが高い。
また、無償プランも用意されている点は大きなポイントとなる。
デメリット
追加料金の一人当たりの利用料が他のソフトと比べて少し高い。
こんな人におすすめ
従業員数が5人以下の小規模事業者で給料計算等のバックオフィス業務に経費をかけたくない人におすすめです。
無料プランでも一通りの給料計算を行うことができるためスタートアップ企業や個人事業主などにも大変おすすめできるソフトです。
フリーウェイ給与計算
特徴
基本的な給料計算から年末調整までの機能を従業員数無制限で利用する事が可能な給与計算ソフトです。
他の給与計算ソフトと比較しても頭一つ抜けて安価で利用する事が可能です。
料金
月額1,980円で事業所数、従業員数ともに無制限で利用する事が可能です。
また、従業員数5人までであれば無料プランが利用可能です。
メリット
月額1,980円で算定基礎から年末調整、給与計算と一通りの機能を利用する事ができる。
また、事業所数、従業員数を無制限に追加することが可能という圧倒的な利用料金の低さが大きなメリットです。
従業員5人以下の事業者であれば無料で利用可能なのも高ポイント。
デメリット
社会保険料率など手作業で更新を行うなど、最新の給与ソフトに比べると若干操作性が見劣る。
こんな人におすすめ
従業員5人以下の小規模事業者におすすめできる給与ソフトです。
また、細かい機能は必要ないから安価に給与計算ソフトを利用したい事業所にもおすすめです。