口座から自動的に引き落とされる振替納税は納付のし忘れや手間が省けるため大変便利ですがインターネットバンクの場合、利用できる金融機関が限られてしまうのが難点です。
どの銀行が振替納税を利用できて利用できないのか確認してみましょう。
この記事のポイント
- 振替納税できるネット銀行は2つ(2020年1月現在)
- 納税には⑤種類の方法がある
ネット銀行で振替納税
個人の所得税や消費税の納付は、事前に税務署に申請をすることで指定口座から自動的に引き落とすことが出来ます。
振替納税について詳しくはコチラ
残高にさえ気を付けていれば自動で納税が完了するので多くの納税者が利用しておりますがインターネットバンクの場合、一部の金融機関でしか振替納税の対応はしておりません。
振替納税が出来る所出来ない所
振替納税の可否を下記の表にまとめましたのでご確認ください。
金融機関名 | 振替納税の可否 |
楽天銀行 | × |
住信SBIネット銀行 | × |
ソニー銀行 | × |
イオン銀行 | 〇 |
新生銀行 | 〇 |
ジャパンネット銀行 | × |
セブン銀行 | × |
GMOあおぞら銀行 | × |
じぶん銀行 | × |
オリックス銀行 | × |
野村信託銀行 | × |
大和ネクスト銀行 | × |
振替納税が可能なネット銀行は、新生銀行とイオン銀行しかありませんでした。
引き出し手数料が条件付きで無料だったりと利便性の高いネット銀行ですがネット銀行で所得税や消費税の振替納税を考えている方は「新生銀行」もしくは「イオン銀行」で口座開設をするようにしましょう。
その他の納付方法
現在使用できないインターネットバンクを使用していて、わざわざ口座開設するのも…という方は他の方法で納付しましょう。
① ネット銀行以外の金融機関で振替納税する
ネット銀行以外の金融機関(各銀行、信用金庫、各組合)などはすべて自動引き落としの振替納税に対応しておりますのでそちらをご利用ください。
② 現金で納付をする
税務署や金融機関、郵便局等で手書きの納付書を持参して納付することももちろん可能です。
自分の納税地を管轄する税務署へいき納付書を貰いましょう。
③ クレジットカードを使って納付をする
所得税等の多くの国税はクレジットカードを利用して納付することが出来ます。
別途決済手数料がかかってしまいますが、カード会社によって付くポイントでお得となるケースもあります。
クレジットカード納付について詳しくはコチラ
④ 専用納付書でコンビニ払い
納税額が30万円未満であれば納付書を使ってコンビニで納付が可能です。
注意点としてコンビニ払いの場合、専用のバーコード付きの納付書が必要になります。
申告が終わった後税務署に連絡をして納付書を送付してもらいましょう。
⑤ e-Taxでダイレクト納付
確定申告を電子申告をしている方はこのe-Taxの専用サイトから口座から振込で納付をすることも可能です。
利用するには電子申告の届出を提出して専用のページにログインできるようにしておかなければなりません。
国税庁e-Taxサイトはコチラ
以上5種類の納付方法でした。
自分に合った納付方法を探してみてください。