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フリーランスの毎月の経理ルーティーン:簡単ガイド

フリーランスの毎月の経理ルーティーン:簡単ガイド
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開業オンライン

中小企業の経理担当者や個人事業主のお役立ち情報を掲載中です。 会計・税金・確定申告までわかりやすい情報をお届けします。

はじめに

フリーランスとして働く上で、毎月の経理業務は欠かせません。経理をきちんと行うことで、税務申告の際に慌てることなく、正確な収支管理が可能となります。本記事では、フリーランスのための毎月の経理ルーティーンをわかりやすく解説します。

以下のルーティーンはクラウド会計ソフトを利用すると効率的にこなすことが出来ます。
おすすめのクラウド会計を最後にご紹介しますのでぜひ利用して日々の経理を楽に時短でこなしましょう。

1. 収入の記録

ステップ1:収入の確認

月初には、先月の全ての収入を確認しましょう。仕事の完了後に受け取った報酬や、銀行口座への振り込みをチェックします。

ステップ2:記録方法

  • 手書き帳簿: 手書きで記録する場合、日付、クライアント名、金額を記入します。
  • Excelやスプレッドシート: デジタルで記録する場合、収入専用のシートを作成し、同様の情報を入力します。
  • 会計ソフト: 会計ソフトを使用すると、自動で収入を記録し、簡単に管理できます。

2. 経費の記録

ステップ1:領収書の整理

月末までに、全ての領収書やレシートを整理します。以下のように分類すると便利です:

  • 交通費
  • 通信費
  • 事務用品費
  • 交際費

ステップ2:経費の記録

  • 手書き帳簿: 経費の種類ごとに記録します。日付、支出内容、金額を記入。
  • Excelやスプレッドシート: 経費専用のシートを作成し、同様の情報を入力します。
  • 会計ソフト: 領収書をスキャンしてアップロードし、自動的に経費として記録される機能を利用。

3. 領収書・レシートの保管

ステップ1:保管方法の決定

領収書やレシートは法的に5年間保管する必要があります。以下の方法で保管しましょう:

  • 紙のまま保管: ファイルやクリアポケットに月別に整理して保管。
  • デジタル保管: スキャンしてPDF化し、クラウドストレージに保存。

ステップ2:整理整頓

毎月末には、領収書やレシートを整理し、未整理のものがないか確認します。これにより、後々の確認が容易になります。

4. 請求書の発行と管理

ステップ1:請求書の発行

月末までに、クライアントへの請求書を発行します。以下の情報を含めましょう:

  • 請求書番号
  • インボイス登録番号
  • 請求日
  • 支払い期限
  • 仕事内容の詳細
  • 金額
  • 振込先情報

ステップ2:送付と確認

  • メールで送付: クライアントにメールで請求書を送付し、受領確認をもらいます。
  • 送付後の確認: 支払い期限に近づいたら、未入金の場合はリマインドメールを送ります。

5. 月次決算の準備

ステップ1:収支の確認

月末に、全ての収入と経費を確認し、収支を計算します。これにより、月ごとの収支状況が把握できます。

ステップ2:会計ソフトでの処理

会計ソフトを使用している場合、月次決算のレポートを作成します。以下の点をチェックしましょう:

  • 収入と経費の正確な記録
  • 未収金の確認
  • 未払金の確認

6. 貯蓄と税金対策

ステップ1:貯蓄計画

収支が明らかになったら、一定の割合を貯蓄に回しましょう。緊急時のために数ヶ月分の生活費を貯めておくことをおすすめします。

ステップ2:税金対策

月ごとに所得税や消費税の見積もりを行い、納税用の口座に必要な金額を移しておきます。これにより、税金の支払い時に困ることがなくなります。

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まとめ

フリーランスとして毎月の経理業務を効率的に行うことは、ビジネスの健全な運営に不可欠です。収入と経費の記録、領収書の保管、請求書の発行、月次決算、そして貯蓄と税金対策をしっかりと行いましょう。これらのルーティーンを守ることで、経理の負担を軽減し、安心してビジネスに集中できるようになります。本記事があなたの経理業務に役立つことを願っています。

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