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1分で分かる源泉徴収票の見かたを解説

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毎年年末になると会社から配られる源泉徴収票ですが、見かたがよくわからないという人もいるのではないでしょうか?
この記事ではそんな源泉徴収票の見かたを簡単にわかりやすく解説していきす。

源泉徴収票の見かた

源泉徴収票の見本

勤務先によって若干の様式の違いはあるかと思いますが概ね上記のようなものが交付されているかと思います。自分の源泉徴収票と見比べて確認していきましょう。

源泉徴収票の重要なポイント

支払金額

税金や社会保険といったものが引かれる前の税込の年収がこの欄に記載されています。
いわゆる額面と呼ばれる額もこの金額のことです。

給与所得控除後の金額

給与には「給与所得控除」と言われる税金を計算する上での控除があります。
この給与所得控除は収入によって控除額が異なり、給与収入から給与所得控除を引いたものが「給与所得」となります。

扶養の判定などは、この給与所得控除後の金額で判断を行います。

所得控除の額の合計額

給与収入から給与所得控除を引いたものが給与所得と説明しましたが、その給与所得から所得控除を差引くと「課税所得」となります。
この課税所得に所得税が課せられることとなります。

所得控除には、基礎控除や扶養控除、社会保険料控除など14種類の控除があります。
詳しくはコチラ

源泉徴収税額

本年度の所得税+復興特別所得税がこの欄に記載されています。

税額の求め方としては、課税所得をもとに税額表に当てはめて計算を行います。
所得税は累進課税(所得が多くなるほど税率が上がる)をとっていますので5%から最大45%の税率となっています。

平成25年から平成49年(令和19年)まで東日本大震災の復興施策の財源として所得税に復興特別所得税が併せて課せられています。

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