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給与所得控除とは?計算方法を解説

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所得控除ってなに

所得税の計算をするときに納税者の個々の事情を加味するための仕組みのことで14種類の所得控除が設けられています。(2019年11月調べ)

その他の所得控除について詳しくはコチラ

給与所得控除とは

サラリーマンやパートなど給与を得ている人の給与収入から控除する仕組みのことを「給与所得控除」と言います。

給与収入からこの給与所得控除を差し引いたものを「給与所得」と言い、税金が課せられるのは差し引かれた後の給与所得となります。

給与収入−給与所得控除=給与所得

給与所得控除は、基本的に確定申告で経費の申告をしないサラリーマン等のみなし経費のようなものです。

給与所得控除の計算方法

給与所得控除は、給与収入の金額に応じて以下の表に当てはめて計算します。

平成29年分から令和元年分

令和2年以降

給与所得控除には下限と上限が決まられており、下はどんなに低くても65万円(55万円)の控除が受けられて上はどんなに高くても220万円(195万円)の控除しか受けることはできません。(カッコ内は令和2年以降分)

いわゆる103万円の壁


給与103万円−所得控除65万円−基礎控除38万円で所得が0円になるため扶養となる仕組みになっている為この所得控除が変われば103万円の壁も変わっていきます。

実際に計算をしてみる

それではじっさいに給与所得控除を算出してみましょう。

給与収入450万円の場合…

4,500,000×20%+440,000=1,340,000

収入4,500,000−控除1,340,000=所得3,160,000円

給与収入1,200万円の場合…

1,000万円を超えているので上限の2,200,000円

収入12,000,000−控除2,200,000=所得9,800,000円

難しい計算は必要ありません。
会社から支給されている給料の金額を表に当てはめれば給与所得控除は簡単に算出することができます。

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